3.「農業と環境汚染」「危険な食料と人の健康」に関わる微生物

環境汚染や公害が問題になっている事例は、20世紀の現代社会になってから数え切れないほどたくさん発生しまし た。 その原因が有害な化学物質とされていますが、『善玉 菌』と『悪玉菌』の微生物の存在こそが、自然界の環境と動物や植物や人の健康に深く関わりが有るという最も重要な点が実は見逃されていたのです。

例えばその一例として、私達の食料を生産する最も大切な農業の分野でさえ、働く人にも食料にも大変危険な「農 薬」を使用する「化学栽培」(無機栽培)が続けられ、最近になってから安全で健康的な「無農薬栽培」(有機栽培)の農作物が改めて見直されていますが、値段が高い上充分に生産されないのは一体何故なのでしょうか!?。

「環境改善と安全な食料」、この人類の重大な問題がどうして解決されないのでしょうか?

「有機栽培」と「化学栽培」の違いを考え、どこに原因があるのかをまず探ってみる必要があります。

「有機栽培」は、自然の摂理を応用した「自然農法」と同じ原理で、以前は農薬を使わず堆肥を活用する「自然農法」で 全ての農作物が生産されていました。 この自然農法は、堆肥を作る段階で腐敗菌や病原菌が発生し、気候条件等の変化でこの「悪玉菌」が異常増殖し易 い状態になって、作物に病気や害虫が発生する大きな原因になります。

そのために作物の栽培に労力と手間が掛かり、生産コストが高く、しかも収穫も挙がらない欠点がある為に、人口の増加に伴ない食料不足や食料相場の異変など、食糧危機と経済の不安定という大きな問題が生じました。

この病虫害による食料不足をなくすために、品種の改良はもちろんですが、化学肥料、殺虫剤、除草剤、等の「農薬」が研究開発され、化学栽培は驚異的な収穫増をもたらし、充分な食料と高収入の経済的には豊かで魅力ある農 業の発展に大きな貢献をしました。

しかし、この大量の「農薬」が病原菌などの「悪玉菌」や害虫を殺して、病虫害から作物を護って収穫を挙げる利 点があると同時に、土壌活性や作物の成育に必要な「善玉菌」や、様々な有益な昆虫や動物さえも殺してしまいま した。

結果として、土壌はやせて作物が育たない農地になり、生態系を徹底的に破壊し、地下水や川や海は汚れたままに なってしまい、働く人にも食べる人にも危険な食料が収穫され、人間や動物の健康を害し自然環境を汚染する等、 化学栽培は人類のの経済発展に大きく貢献する一方、自然界には「数多くの弊害」の悪循環の原因を作ってしまっ たのです。

最近の消費者は、体に害のある化学肥料や農薬を使わない、安全で健康的な有機栽培の作物の増産を求めていま す。 しかし 「有機栽培」も「自然農法」と同じように作物の病気や害虫の発生に依る生産性や経済性の問題が解決されていな い為に、多くの農業生産者も危険を知ってはいても「農薬」を使わなければ仕方がないのです。

生産性の悪い「有機栽培」の安全性を優先するか!
危険な「化学栽培」の経済性を選択するのか?

このジレンマに悩み苦しみながら、 結局どうするかと言うと「自分たちが食べる食料は有機栽培で育てて、売る作物には農薬を使う」。 これが農家のお百姓さんも実は心を痛めている苦しい現実なのです。 この信じられないような事実こそが、現代農業のありのままの姿と苦悩なのです。

これでは、農業に誇りが持てるはずも、後継者が育つはずもないのです。 はたしてこんなことでいいのでしょうか? 今、私達人類はこの問題を真剣に真面目に考える必要があるのです。

4. 農業の変革こそ環境改善と健康回復の原点

「有機栽培」の欠点と「化学栽培」の弊害。

この非常に難しい問題を解決しなければ、安全で安い充分な食料を確保する事は勿論、私達の健康を護る事も、環境汚染の問題を克服する事さえ絶対不可能な事を、社会は大きな犠牲を払って漸く気が付き始めたのです。

農業の在り方こそ、人類が抱える多くの問題の、原点の一歩と言えるでしょう。

「有機栽培」にも「化学栽培」にもこうした大きな問題が有る以上、新しい栽培方法、即ち未来の「理想の農法」 をどうしても早速実現しければならないのです。 今、私達人類はこの問題を真剣に真面 目に考える必要があるのです。 ここまでは理解して頂けますが、解決策が分からなければ人類の悩みは更に大きくなるばかりです。

??? では一体どうすれば、この難題を解決出来るのでしょうか???

そこで、自然界の営みの中の「微生物の世界」、この目に見えない「小さな生き物達の世界」に焦点を当てて考えてみると、人類が抱える多くの問題を解決する糸口が見えてきます。 原理を簡単に理解して頂くために、自然界に絶対必要な無数の微生物を人間の都合上、蘇生型の微生物「善玉 菌」 と崩壊型の微生物「悪玉菌」の大きく二つに分けて整理します。 (善玉菌と悪玉菌の働きの項参照

自然農法も有機栽培も、 「悪玉菌」が増えるから病害虫が発生して収穫が減る欠点がある。 化学栽培は「悪玉菌」も「善玉菌」も殺してしまうから多くの弊害が起る。 であれば、「善玉菌」だけを増やす事が出来たらどうでしょう!?

これが、「微生物が地球と人類を救う」という EM 理論の出発点なのです!   

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